ちょっとしたこと

推しが生きてるだけでスタオベ

3界隈オタク合同会議

という名のただのオタク3人の飲み会。

今年のゴールデンウィークに付き合いの長いオタクたちと飲んだ記録です。

恵比寿で3時間半も飲んでたけど不毛な話ししかしてない。

実際の会話は長すぎるので面白かったところだけ抜粋。

 飲み会参加メンバー

Y子
若手俳優オタク 現ジャニオタ
推しの炎上をきっかけにジャニオタへジョブチェンジしたはいいものの、ジャニ界隈の炎上に明日は我が身かと怯えてる。
これからもペンラを振り続けるために筋トレを始めたらしい。

S美
声優オタク
推しの作品を栄養として大人になったベテラン声優オタ。
推し既婚者説が長年出たり消えたりしてるが、もはや何も感じなくなってきた。
好きなものは推しと酒とソシャゲ。

ちょっと(私)
若手俳優オタク
炎上未経験の平和な界隈でゆとり教育されてるタイプの若手俳優オタク。
推しの髭やニキビが性癖に刺さる。
最近の口癖は「(推しが)生きてるだけでありがたい」

そちらの界隈は最近どう?

S「このメンツで飲むの超久しぶりだけど相変わらず二人ともオタクで安心した」
ち「1年オタク続けたらあと3年はオタク続けるでしょ」
Y「それは推しが炎上したことない人間しか言えないセリフよ
ち「ごめんなさい」
S「Yちゃんジャニ界隈どう?若手俳優界隈と比べてどう?憂いは減った?」
Y「どっちに行こうが地獄だったわ
S「それはお悔やみ申し上げるしかないわ…」
ち「若手俳優界隈と比べて大炎上しにくいイメージだったけど今燃え盛ってるもんね」

Y「いやでも若手俳優推してた頃に比べたら心穏やかだよ。SNSやってないから匂わせカノバレに怯える心配もないし、不用意な発言もテレビ編集されるし、ただ純粋に動物園のパンダ眺めて可愛い〜〜って言ってるだけ。担当が管理されてる安心感やばいよ。若手俳優より知名度あるから一度ボヤったらメディアの力で山火事になるけど。」

S「若手俳優は野生のパンダだからね…勝手に動くし勝手に喋るから勝手に燃えるし…」
ち「笹食べてゴロゴロ寝転がって可愛い姿見せてくれるだけでいいのに匂わせなんて余計なことするから…」
Y「でもちょっとの推しは、ほぼ動物園のパンダみたいなもんじゃないの?自由には動き回ってない感じする」
ち「う~ん…まあ野性味はないかもしれない…自ら檻の中入ってゴロゴロ寝たりタイヤで遊んでる感じ…」
S「でも檻の扉は開いてるからオタクは怯える、と」
ち「それな~…炎上の話聞くたびに思うけど、若手俳優って一般人と芸能人の間で生きてる人が多い気がするんだよね…意識でも行動でも、一般人と芸能人を容易に行ったり来たりするから燃える、みたいな」
Y「まあ確かにジャニと比べたらそのイメージはあるかもね。ジャニは制限がある分、自分たちが芸能人であることを自覚して自重してる気はする。酒が入ると何するかわからないけど」
S「Yちゃん哀愁漂ってるね」
Y「担当は燃えないって信じてるけどね!信じるしかないけどね!」
ち「S美ちゃんは?相変わらず?」
S「うん、推しの周りは相変わらずかな~。相変わらず既婚者説が出たり消えたりしてるけどまあいつものことだし何も感じないかな」
ち「余裕が違うわ」
S「10年間これの繰り返しだし推しももう40過ぎのおっさんだし…まあ実際本人の口から結婚してるって聞いたら泣くかもしれないけど」
Y「声優界隈ってあんまり炎上って聞かない気がするんだけど気のせい?」
S「うーんまあ確かに彼女がいるって炎上は少ないかな…実は結婚してた系の炎上の方が最近は見るかな」
ち「声優さんって匂わせとかもあまり聞かないよね。SNSの使い方わかってる感じ」
S「オタクがめんどくさいこと知ってるから
Y「納得しかない」

推しが結婚したら降りる?

ち「S美ちゃんって実際推しが結婚してるとか結婚するってわかったら降りるの?」
S「うーん…たぶん降りない。長く応援しすぎた感あるし、既婚者説は何度もでてるから今更結婚してました~~~!って言われても降りるまではいかないかなあ…。あと今更降りてももうどこにもいけないと思う…他に推し作るのもめんどくさい…」
ち「言い切れるのが強いよなあ…」
S「でもまあ私もそのときになってみないとわかんないよ。とりあえず号泣はすると思うけど」
Y「ちょっとは結婚したら降りるの?」
ち「どうだろう…解釈違いが酷かったら降りるかも…
Y「どゆこと?」
ち「いや、これめっちゃキモいオタクの考え方だと思うんだけど、私推しに理想を抱いてるんだよね…こういう人と結婚してほしい!みたいな…だから解釈違いが激しいと降りちゃいそう」
S「具体的にどういう人と結婚してほしいとかあるの?」
ち「幼稚園の同級生」
Y「それ結婚するなって言ってるようなもんよ
ち「中学の同級生でもいいや。とりあえず幼馴染的な聡明で可憐な女性と結婚してほしい。結婚するなら」
Y「なんかもう超オタクって感じ」
ち「だから言ったじゃん、キモいオタクの考え方だって…」
Y「でも安パイの女性と結婚してほしいのはわかる。身を弁えてるっていうか。あとこれ言い方悪いけど、親に堂々と話せる職業の人ね…」
ち「それそれ」
S「とりあえずちょっとちゃんは単に結婚しただけじゃ降りないんだ?」
ち「うん…たぶんね。号泣はすると思うけど私が推しが好きなことと推しが結婚することは別だと思うから」

リアコ?

Y「私はたぶん泣きもしないし結婚も好きにしてくれって思うけどなあ」
ち「Y子は若俳オタクのときから一貫してそのスタイルだよね」
S「でもYちゃん推しの炎上は許せないんだよね?」
Y「私の場合は、推しのこと好きだったのに女がいて悲しい!無理!って気持ちじゃなくてこんなアホなことする推し応援するのアホらしい!って気持ちで降りたんだよね…自分の推しが自分の商売がどういう商売かも考えたず、自分の売れ方がどういう売れ方かも考えずに簡単に燃えたのが無理だった…」
ち「彼女の方が匂わせするだけなら良かったけど推しも揃って匂わせて燃えたのが無理みたいな?」
Y「そうそれ。っていうか何で2人は推しの結婚で泣くの?リアコとか夢女子じゃないんだよね?」
S「違うとは思うけど…うーんなんだろう…ずっと応援してたしアホみたいに金も落としたけど結局自分は推しの人生に1ミリも関わってなかったんだな、ってことがわかるのが辛いんだと思う」
Y「ファンと推し以上の関係で向き合いたいの?」
S「うーんなんだろう…そこまでは実際求めてないんだよね…ただたとえば何か仕事を受けるときに、あの子だったらどう思うかな?って感じで推しの考えの参考になるようなオタクでいたい気持ちはある」
Y「待ってそれリアコじゃないの?」
S「なんか私も言っててそんな気がしてきた…私リアコだったのかもしれない…」
ち「アンクルージュ着てメゾンドフルールの鞄持ってないからまだリアコじゃないよ」
Y「ちょっと今日メゾンドフルールのトート持ってんじゃん」
ち「私リアコだったのかもしれない」
S「ちょっとちゃんは?何で推しが結婚したら泣くの?」
ち「うーんなんだろう…単純に推しが誰か一人のものになったことが悲しいんだと思う。推しのあの考え方とか演技とかふわっとしてるところを一番享受できる人間がこの世に爆誕したのが悲しいっていうか、遣る瀬無いっていうか。だからたぶん推しじゃなくて新垣結衣が結婚しても私は泣く」
Y「でもそれって自分が推しの唯一になりたいって気持ちが根底にあるんじゃないの?」
ち「うーんなんかそれは違う気がする…それって同担拒否的じゃない?私自分は同担拒否でもないしリアコでもないと思うんだけどなあ…推しと付き合いたいとか結婚したいとかじゃなくて、どちらかというと推しが通うごはん屋さんのオバちゃんとかになって大盛りごはん盛ってあげたい方。夢女子っていうか夢母?夢ババ?みたいな?ドリームオバちゃん的な?
Y「じゃあ万が一億が一推しに結婚しようって言われたら断るの?」
ち「待ってそれは別次元の問題。一晩考えたい」
Y「よくわからん!!!!!」
S「Yちゃんはすごくさっぱりしてるよね。推しにリアクションを求めないっていうか」
ち「たしかにY子若俳オタクのときから接触も心が無だったよね。スンッ…(真顔)みたいな」
Y「推しにリアクション求めないのはそうだなあ…だからジャニオタ向いてるのかもしれない。担当はあくまでもテレビの中の人だし、コンサート行っても手の届かない孤高のアイドルだし。あとあくまでも私は芸能人とファンの関係でいたいんだよね。趣味の範囲を出ないためにも線引きしていたい。芸能人にリアクション求め出したらその関係が崩れると思ってる」
ち「なるほどなあ…それだと会いに行けたり、接触とかでリアクションを直にくれる若手俳優を応援するのは難しいのかもなあ…ジャニの方がどちらかというと3次元ってよりも2次元よりだから、Y子のスタンスには合ってるのかもね」
S「弁えたファンでいたいって思いつつもこればっかりは難しいなあ…」
ち「3次元だからね…推しは動くし反応も返すから…」
Y「まあただの応援スタンスの違いでしかないから何が正しいとかはないんだけどね」
ち「まあ結局は推しを御本尊とした宗派の違いみたいなもんだからね、理解はできるけど共感はできない、みたいな」
Y「ちょっとドリームオバちゃん教の教祖様になれば?」
ち「それは避けたい」

いつまでオタク続けるの?

S「ねえ、逆に二人は自分が結婚してもオタク続ける?」
Y「私は続けるよ。趣味だもん。旦那とは無関係。むしろ本当に担当に何も求めない、ファンと芸能人の関係として割り切れる理由ができていいわ」
ち「私もそれは続けると思う…別に降りる理由もないし…」
Y「S美オタク続けないの?」
S「いや、私もオタクは続けると思うんだけど、なんかね、最近自分はオタクいつまで続けるんだろうって思って
ち「結婚を一つの区切りにするってこと?」
S「実際結婚を機にオタクやめるって人もいるじゃない?」
Y「まあいるっちゃいるけど…」
ち「長くオタク続けてるからこその悩みかもね」
S「そう、簡単に降りれない長さ応援しちゃってはいるんだけど、じゃあいつまで私オタク続けるの?って最近考えちゃうんだよね」
Y「推しがマイク置くまでじゃない?」
S「そうありたいなあ…」
Y「自分が降りるのが先か、推しが仕事辞めるのが先かはわからないけど、できたら推しが仕事辞めるまで応援したいよね」
ち「長生きなオタクになろうよ。金と体力と鈍感力身につけてさ、オタクとして長生きしよ。楽しい限り推し活続けよ」
S「そうだね…楽しい限り続けるわ」
Y「そうそう、楽しい限り続けてさ、みんなでたまにこうして飲んで延命しよう」

 

名言が多すぎた。オタクとして長生きしたいなあ。

次はビアガーデン行く約束しました。楽しみ。