ちょっとしたこと

推しが生きてるだけでスタオベ

最近のオタクは疲れてると思う

若俳オタクおばさんが最近ぼんやり考えてること。

 

 
最近に限ったことではないのかもしれないけど、特に最近のオタクは疲れてるな〜と思います。
炎上案件で疲れてるというよりも、普段の推し活で疲れてる感じ。
 
2.5次元界隈は、労働基準法って何?って感じの働き方をしてる俳優が多かったけど、最近はさらにそれが顕著になってるような気がします。
俳優もオタクも互いに体力消耗するような売り方が多い。
舞台の本番中に次の舞台の稽古を始めてたり、短期間連日マチソワの舞台を年間で何本もやったり、休演日に番組収録や映像収録をしたり、本番直前になって急遽出演発表があったり、声優活動や音楽活動を始めてみたり。
誤解が無いように言っておくと、お仕事があること自体や、推しの活動の幅が広がることは嬉しいことだと思ってます。
でも無理はしないでほしい。自分を痛めつけるような活動をしないでほしい。
推しが舞台に立ってくれることはもちろん嬉しいことではあるんだけど、推しが舞台に立ち続けてくれることはもっともっと嬉しいことなんです。
 
これはオタクにも同じことが言えると思う。
推しの現場に可能な限り通おうとする気持ちはわかるけど、無理してない?大丈夫?
推しの無理な現場が増えるごとに、オタクも無理をしてる気がしてなりません。
私も10代の頃は
推しの舞台通いまくろう!!今の推しは今しかいない!!今の演技は今しか見れない!!
って思って、お稽古事のように連日劇場に通ってました。
バイト代とか全額チケット代になってた時期あった。
でも今は自分で決めたお金の範囲で、自分の生活や体力の負担にならない範囲で観劇してます。
何故か?
単純に、疲れちゃったんです。観劇が楽しくなくなってきてしまったんです。
推しが生き生きと演技してるのはもちろん観てて楽しいし嬉しいし幸せな気持ちになるんですが、金銭的な負担がどうしても気になるし、劇場に連日通う体力も保たないし、毎日マチソワ4時間劇場+移動時間1-2時間を費やすことが勿体無く思えてきてしまったんです。
 
もちろん通いまくるスタイルの観劇方法/応援方法を否定する訳ではないです。
それもそれでアリだと思う。
でも周りのオタクや過去の自分を見ていると、その応援方法は諸刃の剣になってることが多いんです。
通いまくる応援方法は段々とある種の義務を自分に課してるようなものになっていきます。
どんなに楽しいことでも、義務になってしまうと楽しくなくなってしまいます。
チケット代は税金じゃないし、観劇は納税ではないんです。
あと好きで通っているにも関わらず、負担や運を割り切れずに「こんなに通ってるのに」「こんなに応援してるのに」って気持ちが出てきてしまう危険性もあります。
「こんなに通ってるのに」「こんなに応援してるのに」って思って、自分がかけた時間やお金と推しが提供するものが釣り合わなくなってくると、Go to the担降りルートです。
 
細く長く応援する方法もこの世にはあります。
結局推しの活動は、
オタクの注ぎ込む金額 × 応援期間
で成り立ってると思うんです。
もちろん推しの活動は推しの商売なので、チケットを買ったりグッズを買ったりして金銭的に応援することはとても大切なことなんだけど、応援する長さ(継続性)もとても大切なことだと思うんです。
この先も推しの活動を応援したい、推し活を楽しみたいってことを理由に1回の応援に費やす金額や時間をセーブする、という応援方法もあるんです。
特にこの先推しもオタクも歳取る一方なので、お互いに上手く活動をコントロールしていく必要があるんじゃないのかな、と思います。
推しもライフワークバランスとって、オタクもライフ推し活バランスとっていけたら最高だと思う。
 
お金や時間をかけなければファンじゃない!!って意見もあるけど、そもそも何でそんなに苦労したがってるんだ…?
ファン同士オタク同士でマウンティングをとっても、給料は上がらないしチケットは増えないし推しの仕事も増えません。
わざわざそんなに苦労しなくてもみんな同じ金ヅルだよ!!
 
 
取り留めもなく書いてしまいましたが、要はみんな末長くハッピーに推し活楽しめればいいね、ってことです。
明日も推しもオタクも幸せであることを願って、おやすみなさい。
 
おしまい